4学会1研究会合同試験委員会
日本人工臓器学会
日本胸部外科学会
日本心臓血管外科学会
日本体外循環技術医学会
日本臨床補助人工心臓研究会
人工心臓管理技術認定士認定試験は、「医師の指示のもとで行う(補助)人工心臓症例の管理に関する技能・知識を有する能力」を認定するものです。
この試験は日本人工臓器学会、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本体外循環技術医学会、日本臨床補助人工心臓研究会の4学会1研究会共催(4学会1研究会合同試験委員会)で行います。
受験希望者は下記の要項に従って応募して下さい。
I.受験資格
受験申請を希望するものは以下の項の基準を有することとする。
1.日本臨床補助人工心臓研究会会員(施設会員を含む)、または構成4学会のいずれかの
学会員であること。
2.心臓血管外科専門医認定機構が認定する認定修練施設(関連施設を含む。)または日本
循環器学会指定研修施設において、下記の経験年数(※注1)を満たす者であること。
① 臨床工学技士 経験 3年以上
② 看護師 経験 3年以上
③ 医師 経験 3年以上
(ただし心臓血管麻酔専門医・心臓血管外科専門医 経験 1年以上)
3.本邦で製造販売承認されている全ての(補助)人工心臓システムについて各製造販売企
業が開催するデバイス管理研修セミナー(またはそれに相当するセミナー)を受講し、
研修修了資格を有すること。
各製造販売企業が発行する研修修了書を提出すること。(附則(1)参照)
4.日本臨床補助人工心臓研究会、または日本胸部外科学会・日本心臓血管外科学会・日本
人工臓器学会・日本体外循環技術医学会の人工心臓・補助循環に関連したセッション、
日本人工臓器学会教育セミナー(当該年度も含)、日本体外循環技術医学会教育セミナ
ー、人工心臓と補助循環懇話会(AHACの会)、DT研究会に5年間で5回以上参加した
者。但し、本臨床補助人工心臓研究会もしくはDT研究会に1回以上参加すること。
5.5症例以上の『(補助)人工心臓治療症例記録』を添付すること。(附則(3)参照)
6.医療法に定める病院に常勤していること。
以下に該当する者は除く(資格更新についても同様とする)。
・ 精神病者または向精神薬、覚醒剤、麻薬、大麻、アヘンの常用者、もしくはその影響
が認められる者
・ 目が見えない者、耳が聴こえない者もしくは口がきけない者
※注1)免許交付日からの経験年数を基準とする。
II.試験方法
筆答試験及び口頭試験とする。
※第1回(2009年)第2回(2010年)第3回(2011)の試験問題を日本人工臓器学会および日本臨床補助人工心臓研究会のホームページに掲載しております。
III. 試験日及び試験会場
試験日 |
平成29年7月16日(日) 午後12時00分より午後1時30分 (筆答試験) 午後1時30分より (口頭試験) |
会場 |
東京女子医科大学 臨床講堂Ⅰ・Ⅱ 東京都新宿区河田町8-1 TEL:03-3353-8111(代) |
IV. 願書提出期間および提出先
平成29年5月6日(月)~6月2日(金)までに、提出書類(Ⅴ.提出書類の項を参照)を簡易書留郵便にて、日本人工臓器学会事務局宛送付してください(締切当日までに必着)。
V. 提出書類
1.受験申請書
2.受験票
3.受験資格の各証明書
臨床工学技士・看護師免許証、医師、各製造販売企業が発行する研修修了書の写し。体外循環技術認定士認定資格保有者で筆頭試験免除のものは、同認定証。
4.日本臨床補助人工心臓研究会、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本人工臓器学
会、日本体外循環技術医学会、AHACの会の参加証、日本人工臓器学会教育セミナー、日本体
外循環技術医学会教育セミナー、DT研究会の受講修了証写し。
5.5症例以上の『補助人工心臓治療症例記録原本』の写し
(附則(3)に従った場合はそれぞれの証明書で代替してよい)
6.受験料振込み時の受領証の写し
VI. 受験料
試験料10,000円 郵送料672円 合計10,672円
(申請書提出と同時に、郵便局の払込用紙を用いて振込むこと)
郵便振替口座番号 | 00130-3-607331 |
銀行からの振込用番号 | 〇一九店(019) 当座 0607331 |
加入者名 | 人工心臓管理技術認定士認定委員会 |
VII. 試験当日
当日は受験票と筆記用具を持参してください。
なお、当日は面接試験がございますので相応しい格好でお越し下さい。
Ⅷ. 問い合わせ及び申請書送付先
事務局:〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13 ユニゾ小石川アーバンビル4階
一般社団法人 学会支援機構内 日本人工臓器学会事務局内
4学会1研究会合同 人工心臓管理技術認定士認定委員会(委員長 許 俊鋭)
E-mail:jsao@asas.or.jp/Fax:03-5981-6012
※お問合せはメールかファックスでお願い致します。
IX. 合格発表の通知及び認定証の交付・個人情報保の取り扱いについて
平成29年9月1日(金)から開催される第55回日本人工臓器学会大会(東京)において発表し、認定証を交付(郵送)します。
合格者および認定士は氏名を学会誌・ホームページ等により開示することがあります。
X. 認定試験申請書の記入上の注意
1.記載不備の場合は受け付けられませんので、経験歴以外は本人の自筆により楷書で正確
にご記入ください。
2. 所属学会、研究会の会員番号を明記してください。
3. 医療に関する現有資格は国家資格、学会・協会認定資格、各製造販売企業が発行する研
修修了書の順にその写しを添付してください。
4. 経験歴は、指定施設(関連施設を含む)の施設責任者か当該(心臓血管外科・循環器外
科等)部門長の証明が必要となります。
A)常勤あるいは常勤に準じるものとし、アルバイトは認めない。
B)複数の施設におよぶ場合は年数を加算し、各施設の証明を添付してください。
5. 氏名は原則開示いたします。希望されない方はその旨お申し出下さい。
6. 受付け後の提出書類および受験料は返却いたしません。
人工心臓管理技術認定士(移行措置)
附則1
1)現在市販の補助人工心臓の少なくとも一社のデバイス研修コース(またはそれに相当するセミナー)を終了していることが必要です。
2)一年以内に全ての(補助)人工心臓システムについて各製造販売企業が開催するデバイス研修コース(またはそれに相当するセミナー)を受講し、研修修了書を提出してください。(各社に研修修了書の発行準備は認定委員会から依頼してあります。)
また、新しい補助人工心臓が承認された場合は、1年以内にデバイス研修コースを受けてください。
3)附則3の2)に記載されている補助人工心臓研修コースに出席した場合は、その修了証明書のコピーをもって、全てのデバイスの研修コースを受けたものとみなします。
附則2
当面、5症例の補助人工心臓治療経験として以下の代替規定を設けます。
※代替規定を利用し申請する場合でも5症例分の申請が必要となります。
1)所属施設において3症例以上の補助人工心臓治療経験を有すること。
なお、症例経験には病床におけるVAD患者管理も必要です。
※5症例分の内、3症例以上は所属施設で経験していることが必修です。
2)補助人工心臓植込み・駆動実習を含む補助人工心臓研修コースに出席した場合、1症例の治療経験と同等と算定する。(研修コースのプログラム内容を含む修了証明書のコピーを提出すること、プログラム内容の適正については認定委員会が判定する)現在、認定委員会で認定している補助人工心臓研修コースは以下のとおり。
(1)補助人工心臓研修コース(東京大学・東京女子医科大学主催)
(2)JACVAS研修コース(但し経験症例1例の代替とする場合は一日の実習をVAD施設で追加することが必要)
(3)大阪大学主催西日本VAD研修コース
(4)東北北海道地区補助人工心臓研修コース
(5)九州・沖縄地区VAD研修コース
※5症例分の内の1症例分としてのみの代替申請が可能です。
3)複数例の補助人工心臓治療症例を持つ施設において一週間(実働5日間)の研修(実習)をした場合、1症例の治療経験と同等と算定する。(研修施設責任者の証明書を提出すること、研修(実習)内容の適正については認定委員会が判定する)
注1:移行措置に関する規定は毎年認定委員会で見直します。
注2:平成26年度より所属施設の症例経験は3症例が必修です。
平成29年3月30日一部改訂、直ちに施行
参考資料