第29回 日本臨床補助人工心臓研究会学術集会


 

 大暑の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。2023年 11月 9日、第 29回日本臨床補助人工心臓研究会学術集会が開催されます。

積極的なご参加をお待ち申し上げております。

 

1. 開催概要

大会名:       第 29回日本臨床補助人工心臓研究会学術集会

 

当番幹事:      中嶋 博之 (埼玉医科大学国際医療センター 心臓血管外科)

 

会 期:       20223年 11 月 9 日(木)10:00~13:00

 

会 場:       ホテルイースト21東京 第6会場(永代中(予定))

       〒135-0016 東京都江東区東陽6-3-3

 

参加費:    医師5,000円 医師以外3,000円

 

           

 


2. 当番世話人ご挨拶

 

 

この度、第29日本臨床補助人工心臓研究会学術集会を開催させていただくこととなりました。この研究会を埼玉医科大学国際医療センターが開催させていただくのは初めてのことで、大変名誉であり、光栄に存じます。第61回日本人工臓器学会の会場「ホテルイースト21東京・永代中」をお借りできることとなり、御高配いただきました学会長の東京大学大学院酒井康行先生、補助心臓治療に携わる方々、研究会の先生方や御参加いただきます皆様に感謝を申し上げます。

 日常生活の中には未だコロナウイルスの傷跡を残しつつ、街中の人波や生活にも活気が取り戻されてきております。医療の現場でも、良くも悪くもコロナ前の慌ただしさが戻っていることが実感されます。心臓血管外科領域では、ダヴィンチや内視鏡など心臓手術の低侵襲化の流れが加速するとともに、Destination Therapy施設増加やインペラなどデバイスの適用も広がり、経験が蓄積されてきているものと思います。

 今回の学術集会では、「補助心臓治療の恩恵を、より多く方々に、広く満遍なく届けたい」という思いを共通テーマとして掲げさせていただきます。このなかで、テーマのひとつとしまして、開心術と関連した補助循環、補助心臓を挙げさせていただきます。開心術後には合併症に対して、補助循環は機を逸することなく導入が必要となりますし、補助心臓は「最後の砦」としての役割を果たすことが期待されます。施設間の連携への垣根やタイミングに苦慮することもあるかもしれません。もうひとつのテーマとしまして、医療者と患者、ケアギバーの新しい関係性の構築についてです。コロナでの自宅での療養生活や遠隔での医療の提供など、現状での問題点やこれからのあるべき姿につきましてのお考えや経験を共有させていただくことで、様々な生活環境にある方々に補助心臓治療が届けられることに繋がることを期待しています。このほかにも、補助心臓治療の現状や貴重な症例報告につきまして、幅広い職種の方々からの御演題をお待ちしております。

 この研究会を通じまして、補助心臓の進歩を、より多くの患者さんに提供し、実感いただける環境を考える機会のひとつとなれば幸いです。東京都江東区の現地会場へ、多くの方々に御参加いただけるよう準備を進めて参ります。

 

29回日本臨床補助人工心臓研究会学術集会

当番世話人 中嶋 博之

埼玉医科大学国際医療センター 心臓血管外科 教授 


3. 演題募集

 

 

〈演題募集期間〉

2023811()911() メールにて演題を受け付けています

 

 

1)  シンポジウム

 

・開心術と関連した補助循環、補助心臓

 開心術後には合併症に対して補助循環の導入が必要となり、補助心臓は「最後の砦」としての役割を

 果たすことが期待されます。

   

・医療者と患者、ケアギバーの新しい関係性の構築について

 新型コロナ感染での自宅での療養生活や遠隔での医療の提供など現状での問題点や未来への展望を

 共有し、様々な生活環境にある方々に補助心臓治療が届けられることを期待しています。

 

・開心術後心不全に対する補助人工心臓治療

 非補助人工心臓装着実施施設における開心術後心不全に対する補助人工心臓治療について

 

植込型VAD患者の自動車等の運転はどのくらい危険か?

 本邦では植込型VAD患者が自動車等の運転をすることは一律禁じられているが、

自動車等の運転において同様の危惧があるICD植込み後の患者は、

運転免許証の交付・更新において診断書を提出して条件を満たせば運転が認められている。

 在宅療養中の植込型VAD患者において、正常に運転を継続できないような状況に陥ることが、

どのような患者でどのくらい生じているのかを報告してもらい、植込型VAD患者の運転を一律禁ずるのが

妥当かどうかを検討したい。

 

 

2)  一般演題 

体外式・植込型を問わず補助人工心臓治療の演題を幅広く公募いたします。

  

<応募方法> 

提出される原稿の形式は Microsoft Office Word 文書ファイル形式に限ります。

原稿は 1200 字以内(図表は1点 200 字)とし、下記に示す要領で作成願います。

E メールの添付文書として、下記の事務担当に送付してください。

※シンポジウム、一般演題の別をメール本文にお書き添えください。

 

<作成要領>

用紙サイズは A4 としてください。

余白は必ず、上下 25mm、左右 20mm としてください。

演題名(タイトル)は、12 ポイント(ゴシック体)で「中央揃え」としてください。

次に1行あけて、発表者氏名(所属名)を、9 ポイント(ゴシック体)で記入します。

発表者名の後(複数の場合はその後)に、( )をつけて、その中に所属を記入してください。

なお当 日の発表者の氏名の前には必ず○をつけてください。

本文はその後、さらに1行あけてから記載してください。9 ポイント(明朝体)を原則としますが、見 出しなどは、なるべくゴシック体を使ってください。

本文 1 行の文字数や行間などは指定しませんが、あまり見にくくならないようにお願いします。

ま た、図表などは、本文に貼り付ける形で編集してください。

余白の規定を必ず守り、あまり行間を詰めないようにお願いします。なお Mac パソコンの文書 (Windows で開くことができる文書を除く)は、事務局では対応できませんので受け付けられません。

ご了承ください。

 

<送付先> 

 

第 29回日本臨床補助人工心臓研究会 事務局

埼玉医科大学国際医療センター 心臓血管外科

E-mail: cvs_sec@saitama-med.ac.jp

 

 


4. 会場アクセス 


5. お問い合せ 

29 回日本臨床補助人工心臓研究会 事務局

埼玉医科大学国際医療センター 心臓血管外科

E-mail: cvs_sec@saitama-med.ac.jp